2022年7月の短歌まとめ
今月つくった歌は10首。
にょっきりとタチアオイ伸び風が吹く
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月2日
揺れる背丈はキスを待ってる
『 夏 』 #うたの日 #tanka #短歌 https://t.co/CczOzqQdtw
1.向日葵と比べて街なかに生えているから、私のなかでは夏の花といえば立葵。爽やかな感じのうたになった!
小花散り地面を覆う百日紅
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月9日
柔らかく踏む足を慰む
/uta #tanka #短歌
2.小花の絨毯は踏むと気持ちいい
生活を言葉に写し焚き上げる
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月12日
息の穢れは蒼天に溶け
/uta #短歌 #tanka
3.言葉の供養、言葉のお焚き上げ
賞賛とモテを望んで
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月12日
執着はいらないと言う
勝手なぼくら
/uta #短歌 #tanka
4.執着を粘着にしようか迷ったけど、穏便なほうをとった
I gave up and got wet.
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月14日
傘がない 雨の匂いと
揺らめいた記憶は
一瞬間の苦味
/uta #tanka #短歌
5.英文の詞書を久しぶりに入れた
キャップを目深に被った黄昏時
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月20日
昔の恋の香水が薫る
/uta #短歌 #tanka
6.付き合っていた人が変わるたびに香水を変える知り合いがいて、昔のコートを出すとそのときつけていた香水のにおいがするって言ってた。それを懐かしがるか、苦い気持ちになるかは人それぞれ。
先生と目線が並ぶ
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月26日
腰かけた椅子はかたくて
距離は遠くて
/uta #tanka #短歌
7.懇談会の季節です
舌先で汗を舐めとる
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月27日
聞こえない言葉と息と
営巣の夏
/uta #tanka #短歌
8.えちえちのうた
響く蝉
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月27日
満ちていく腹と
わずかにけれど確かに
交わる視線
/uta #tanka #短歌
9.ちょっと孤独のうた
焚き染めす お香の流れ
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年7月27日
部屋につき服につき
彼の髪にまとう
/uta #tanka #短歌
10.個人的には視点が突き放してる感じなんだけど、人によっては感じ方が違うかしら。どうなのかな。