2022年6月の短歌まとめ
今月つくった歌は12首。
ももいろの百合の子 しろく俯いて
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月1日
香る足音 花粉がほとり
/uta #短歌 #tanka
1.自分でつくっておいてなんだけど、まあ多分雰囲気短歌
お願いをされると困る弱いから
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月2日
移ろう色は地獄を歩く
/uta #短歌 #tanka
2.お願いされると断れないんだよ
年上のいもうとができ
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月2日
同年のおとうとがいる
そんな会食
/uta #短歌 #tanka
3.敬語で話せばいいのか、ため語でいいのか。あんまり会う機会がないと、そのたびに距離感をさぐる感じ。
酔芙蓉 朝のイロとは違うイロ
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月3日
頸をへし折る色男はだれ
/uta #短歌 #tanka
4.情夫と書いてイロと読ます
吉原の冷たい川に身をひたす
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月3日
だされて堕して命が見えぬ
『 堕 』 #うたの日 #tanka #短歌 https://t.co/EnHEckwXA4
5.初句を吉原にするか丸山にするか新町にするか、この国とするかで悩んでいた。結局一番メジャーな吉原に。
気の重い月曜日には景気付け
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月7日
ピストル忍ばせ街へ繰り出す
/uta #短歌 #tanka
6.銃乱射事件をおこしたブレンダ・アン・スペンサーから着想を得ています
青ざめた紫陽花に雨がしみいる
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月15日
この身の毒を抜いて欲しいの
『 紫陽花 』 #うたの日 #tanka #短歌 https://t.co/DVM47pdv9L
7.毒ですからね、アジサイ。葉っぱを料理に使ってはだめよ。
恋をした紫陽花とキス
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月15日
身を焦がし移る色ほど悶え苦しむ
/uta #tanka #短歌
8.毒ですからね、アジサイ。くちに入れてはだめよ。
動かない私を狙う
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月21日
オフィスの夏のエアコンは
殺人マシン
/uta #短歌 #tanka
9.冷風で頭をぶん殴られて体調を崩しました。今はファンがついて環境が改善しています。
片方の沓を残すは尸解仙
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月27日
黒地と白地の魚に遊ぶ
/uta #短歌 #tanka
10.仙人と道教をうたった歌
執着と貪をループで繰り返す
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月27日
愛が既定値に達するまで
/uta #短歌 #tanka
11.仏教とDoLoopと変数iのうた
しわがれた夜の紫陽花
— 𝑫𝒐𝒍𝒍𝒚 (@Dolly_is_Sheep) 2022年6月27日
街灯に誘われて佇む私たちは
/uta #短歌 #tanka
12.今年は早い梅雨明けです。初夏の夜は散歩するのにちょうどいい気温です。