鳥あるいはDolly

Dollyは人形でクローン羊でロリータ

2022年1月の短歌まとめ

今月つくった短歌は32首。

変体仮名を読めるようになりたくて書いて覚えようとしている。その際に、万年筆用に買ったラメ入りインクと筆を使っているのだけど、ついでに新年の書初めもそれで書いてみたので作った歌。

走る屍、歩く肉というのは走尸行肉(そうしこうにく)のことで、何の役にも立たない人のこと。

愛媛にいると雪が積もらないのだけど、雪国出身なので雪が音を吸収した早朝の静けさがときおり懐かしい。彼は誰は日の出前の異称。

アンブロシアは神々の食べ物で不老不死になるというもの。(なので5句にとこしへの生がくる。)ししくしろは黄泉、うまいにかかる枕詞。良味で一応両方にかけている。「かむ」がひらがなになっているのは神と噛むをかけているため。とはいえ、日常レベルに落とし込むと「神レベルの美味しいものを食べて寿命が延びたわ♡」とシェフを大袈裟に称えるくらいの意味です。

これもちょっと神話的なシチュエーション。ファフロツキーズは怪雨とも呼ばれる現象で、一定範囲に多数の「その場にあるはずのないもの」が空から降ってくる現象を指す。shrunken headは装飾用の干し首のこと。誰何とはだれか尋ねること。かそけくは幽かに。いらふは答える。

おなかが重くてうぅ~ってなってるときに南天をみてつくった歌。

「あふことは」はかたにかかる枕詞。そもそも型が用意されてないから数字も受け付けない。

初句が気に入らないからいずれリライトしたい。なかなかまとまらなかった歌だから、がらっと変わる可能性もある。

完全に思いつき。

下三句が先にできちゃったので、しばらく寝かせてました。ようやく上の二句をつけることができた。

巫山の夢。仙女との交わりというシチュエーションの上でよんだ歌。

特筆大書という単語をつかいかった。そういう短歌をけっこうつくる。

下2句が使いたかった。behaviorは行動、振る舞いの意味で。

詞書のままなんだけども、美術館で見た絵が青かったので。美術館は虚堂ではないけれど、地方都市のコレクション展って本当に人がこないわね。

アウトライアーとは外れ値のことだけど「他より著しく異なるため一般的結論を導けない人や物や事実」を指す意味もある。そんな人物のだすサインやシグナルってわからない。

サッチェルバッグは学生鞄のこと。ファッション用語として使うとオシャレっぽい感じのバッグになる。

詞書のまま。チョコレートのことだよ。

詞書のまま。なんの捻りもなし!

愛媛県が誇る紅マドンナをみんな食すべし!

はじめてうたの日で出詠したうた。そのあとでリライトしてみた。

なんで「三千丈」なのかっていうのをWikipediaで読んだので。

うたの日に出詠。初句と結句以外リライトしたい。

宮川香山とか並河靖之とかね。

どこかで見た本歌があって、それに対するうたをつくっていたんだけど、本歌をどこで見かけたのかわからなくなった。

詞書をつけようと思って忘れている。Boring and Landslide.

うたの日に出詠。お題から外しすぎる傾向がある。

「黙」で詠みなおし。

選ばなかったお題「煉瓦」で詠んでみたり。

選ばなかったお題「棒」で詠んでみたり。

これも「黙」で詠みなおし。遠藤周作の『沈黙』

選ばなかったお題「喉」で詠んでみた。

うたの日に出詠。完全にラカンのそれ。言葉を交換しあうっておしゃべりのことです。