鳥あるいはDolly

Dollyは人形でクローン羊でロリータ

2022年9月の短歌まとめ

今月つくった歌は10首。

1.うたの日に『ミュール』の歌題がでていた何日か後に思いついてつくった歌。

ミュールで思い浮かぶのがロココ時代に描かれているフラゴナールのぶらんこの絵画。あれはロマンティックだから罵倒するような恋の情景では全くないけど。

2.マーブル模様の軸の万年筆は美しいので好き

3.トラベラーズノートのことです

4.開くためのドアなのか閉ざすためのドアなのか、持ってるイメージによって作風に違いが出るような気がします

5.市町村とか県とかにはそれぞれ花や木や鳥や魚なんかが指定してあったりするけど、出身地の花を調べてみたらアザミでした。それだけでなんとなくアザミを見る心情が変わるっていうのも不思議だなと思って。

6.生まれてはじめてハグロトンボを見た。蝶みたいにひらひらと飛び、細い身はエメラルドグリーンで美しかった。蝶なのかトンボなのかわからなくて検索してみて、それではじめてハグロトンボとわかった。

7.月は俳句でも短歌でもよく詠まれているけれど「私が見ているあの月を遠くにいる友もみているだろうか」っていうより、現代は「友が見ている月をシェアしてきた」って感じ。

8.富山市八尾には風の盆というお祭りがありまして。

9.うたの日の「梨」で考えていたうただけど間に合わず。秋の味覚シリーズだったので結果的に阿闍梨で出さなくてよかった…。

10.なかった過去なんです。そういう過去がふたりのあいだにあったならばっていう儚い妄想です。