【蔵書整理】デカルト関係書籍5冊
レポートのために『方法序説』を読んでいる。
多分、哲学のなかではまだ比較的理屈のわかりやすい部類に入るデカルトだけど、慣れないととっつきづらいので入門も購入。 ↓ これは一番易しく解説されていると思う。
こちらも概説。
入門の参考文献は最低でも2冊くらい読むと理解が深まる気がする。
『省察』は本棚から取り出してみたらめっちゃ付箋が貼ってあった。
そしてそのほとんどが註解に。この本、本文が半分くらいで註解が半分だから『方法序説』を読んで概説書2冊買ったあとでは、これはこれ1冊で事足りる。
デカルトで観念のイメージをしっかり押さえておけば、デカルト以降もちょっとやりやすくなるんだよね、というのが西洋哲学の印象だ。同じ用語が哲学思想で何度も出てきて、そのたびにそれぞれの哲学者が微妙に違うニュアンスで語ったりするけれど、たいていデカルトの観念がベースになっていたりするから。
あと精神、魂、知性、理性の語はキリスト教の流れで出てきたりする。あとあとトマス・アクィナスの新書を読んだときにイメージがつかめてそういうことか~と思った。
デカルトのやり直し用に買った本。レポート書いても何年か経ったら忘れているものだ。
読んだときにデカルトを再認識した。以前『省察』を読んだときはそれほど神の存在証明に苦労している印象がなかったので。
『方法序説』は ↓ の50冊のうちの1冊です。